外壁塗装 塗替え 神奈川 横浜曽根塗装店

塗替え Q&A外壁塗装・塗替え・建築塗装の質問と回答

[Q&A.01]何年目で塗り替えればよいのか?

    ・・・塗替え周期とそのポイント
       (素材別・部位別の注意点は以下の独立したページに書いてあります)
       モルタルサイディングALCRC鉄部屋根木部タイル

理想的な塗替え周期は,外壁が6年から10年,
 木部,鉄部,トタンは3年から7年です。

施されている塗装や素材の質によって異なり,陽当たりや風通しなど,立地条件によって劣化の仕方に
かなりの違いがありますので,年数はあくまでも目安です。
ツヤが無くなってきた,色が褪せてきた,触ると手に粉が付く,汚れやひび割れが目立つ,
剥がれてきた,カビやコケがはえてきた,錆が出ている,

・・・そんな状態になってきたら専門家に見てもらいましょう。

外部の建材は 塗料の膜(=塗膜)によって,色彩を与えられると同時に,保護されています。
その意味合いでは,塗装はその対象物が紫外線や水分に直接曝されて劣化する身替わりになるために
施されています。
塗装が劣化して寿命が尽きる前に,再び塗装を施すことによって,ある程度有効な“延命策”と
なりえるわけで,それが塗り替えの大きな目的といえます。

残念ながら,「1度塗ったら永久にメンテナンス不要になる塗料」などというものは存在しません。
どんなに高級な塗料も塗り終わって膜となったその日からほんのちょっとずつ劣化が始まり,
やがてツヤが無くなり,色が褪せ,少しずつ粉になって,あるいは,膜状に剥がれてくるでしょう。
塗装の保護機能が失われると素材そのものが傷むこととなり,塗るだけでは済まくなってしまったら
修繕の必要な度合に応じて工事が高額になります。
1年に1度くらいは,我が家をひと回りしてよ〜く観察し,傷んできているところがあれば,
計画を立てて,手入れをしてあげましょう。
早め早めの定期的なお手入れが建物を長持ちさせるコツです。

施主さんが塗替えを意識するきっかけになるのは,「汚れ」「変色」「ひび割れ」「剥がれ」
「錆び」
だと思います。

「汚れ」は建物そのものにダメージを及ぼすわけではありませんが,塗り替えの動機のトップという
統計もあり,“保護”だけでなく“美粧”もまた塗装の大きな目的ですから,“保護膜”としては
問題がなくても,汚れればキレイにしたくなるのが通常の感覚だと思います。
従って,もし高耐久な塗料で塗り替えるとしても,寿命が長い分汚れが蓄積して「汚いまま長持ち」
するだけだとしたら,とうてい魅力ある選択とはいえないということになりますから,「低汚染性」
あるいは「耐汚染性」を標榜する塗料が増えてきています。

「変色」(あるいは褪色)は,濃い色が薄くなる場合と,薄い色が濃くなる場合があります。
元の色から単に薄くなったり濃くなったりするわけではなく,白が黄色っぽくなったり,
茶色が紫に近い色に変わったりするので違和感が生じます。
高耐久な塗料にはその寿命に見合った性能の顔料(=色の原料)が使われている,というのが
塗料メーカーの言い分ですが,濃い色や冴えた色はどうしても変色が目立ちます。

「ひび割れ」は塗装が劣化して塗膜の表面に細かく生じる場合もありますが,
施主さんが発見するのは主に建物自体を原因とするひび割れです。
太いひび割れからは当然雨水等が侵入し,建物自体にダメージを与えますので処置が必要です。
なお,近年,塗装工事に保証を付ける業者が増えていますが,建物自体を原因とするひび割れは
塗装に責任がないので,「免責」つまり,保証適用外とされるのが普通です。

「剥がれ」が生じる段階は,塗膜の状態としては重症であり,その周囲の剥がれていない部分も
密着性を失っている可能性が高いので,十分な下地処理を行わないと,塗り替えても再び剥がれ
やすいです。
また,剥がれが生じたままの期間が長いと素材そのものがかなり傷んでいる場合もあります。

「錆び」は放置すると徐々に広がりますから,早期のお手入れが必要です。
腐食して表面が凸凹になったり,穴が開いたりしたら,塗装しても元には戻りません。

この他,「汚れ」の一種ともいえる「カビ」の発生も施主さんの注意を引きます。
紫外線で死滅するのが「カビ」,光合成で増殖するのが「藻」という分類だそうで,
屋根や外壁に生じるのは「藻」の類いということになります。
これらの「生物汚染」に対しては「防カビ性」「防藻性」の塗料や添加剤,除去剤,洗浄剤があり,
すべての菌に有効な薬剤は現在の技術では作ることができないそうですが,かなりの効果はある
ようです


素材別・部位別の注意点

それぞれの塗替え周期とそのポイントを以下に分類して大雑把に解説してあります。

区切り

 ◆木造モルタルの外壁(吹付塗装仕上,掻き落とし)

区切り

 ◆サイディングの外壁(窯業系サイディング,金属サイディング)

区切り

 ◆ALCの外壁(ヘーベル・シポレックス・ヘーベルライト・パワーボード)

区切り

 ◆RC(鉄筋コンクリート)の外壁

区切り

 ◆鉄部(トタン外壁・屋根・庇,鉄階段など)

区切り

 ◆屋根(カラーベストコロニアル,セメント瓦,モニエル瓦)

区切り

 ◆木部(下見板,破風板,玄関ドア,濡縁,ウッドデッキなど)

区切り

 ◆タイル

区切り


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 塗替え工事での 各工程を多数の写真入りで 御説明しています。
 より具体的な記述がたくさんあります ので,ぜひご覧になって下さい。

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