外壁塗装 横浜曽根塗装店

DIY外壁塗装 DIYで外壁塗装を目指す会社員Mさんと塗装店店主 静岡⇔横浜 書簡集

[026]2005.10.21(金)01:26

 subject: やっぱり質問が来ましたね (^^)

 


M様

メールの送信エラー,原因がわかりました。(たぶん)
よく考えてみたら「SMTPサーバー」って確か「送信サーバー」のはずで,
だとしたら,こっちの問題です。
なので,メールの受信確認の直後に送信してみたら解決しました。
(認証で引っ掛かってたんだと思います)
最近,DMがすごく多くて鬱陶しいのでメールソフトの設定を手動確認に変更したのが
原因のようです。
すみませんでした。

◆では,はじめに,18日にいただいたメールについて。

> 2倍の計算して....3倍とは (我が家もスタッコ orz

あのお家の場合,はじめての仕様だったので,材料が予想外でしたが,
今回Mさんが選ばれた仕様なら,シーラーは結構喰うにしても,
フィラー・上塗は2倍以下で済むと思います。

余談,興味深く読ませていただきました。

お天気が回復し夜も更けて参りましたので,1つだけ,コメントさせていただきます。

> 多分、塗装って見積りより値上がりしても、値引きすることは無い職業の、
> 1つではないかと、思ってます。 ← これは、当たってるかと?

経験を積めば,ある程度の見通しは付くようになりますから,
「見積書に書いたこと以外は一切やらない」と割り切れば『値上がり』しません。

けれども,“見積りはあくまでも予測”ですから,いざ足場を組んで作業を始めると
「ありゃ?」というコト,そのままで済ませるわけにはいかないコトを発見する場合があります。
少々の事なら自分の判断で自腹を切りますが,絶対に追加はいただきませんという断言は
できないのです。

かといって,依頼者側からすれば,工事が始ってから,これは追加,これも追加,ってどんどん請求
金額を増やされたら困りますよね?
じゃあ,何のために見積もりしたんだ,っていうことになりかねないですし。

個人的には,見積りは,“必要悪”だと思います。

「塗り替え工事」は完成品の売買と違って,本来は,作業が完了してから価格が確定すべき性質の
ものです。
しかし,依頼者としては予算の都合もあり,あらかじめ金額を確定しておきたいと考えるのは
当然でしょう。
そして,なるべく安い方がいいと考えるのもまた当然でしょう。
しかし,手抜きされるのは困る...。
で,2〜3社に見積りさせて比べるのが当たり前になり, そうなると, 業者としては
「仕事に価格を合わせる」のではなく,「価格に仕事を合わせる」ようにならざるを得なくなります。

で,“必要悪”だと思うわけです。

> 「塗装は奥が深い」
>
> 『 話なげーよ 』 って、突っ込まないでください。 ← (>_<") イター

いえいえ,こういうことに気付いてもらうことが「DIY外壁塗装」の狙いですから(笑)

◆次に20日のメールについて。

私の予想では,年内完工不可,なんですけど,

> 朝に夜に時間のある時に、多少づつ養生を進めてます

> 仕事の方、多少休み調整して都合つけることにしました。

って,めちゃめちゃ入れ込んでますね。
この釘よく入れたなー,と感心しました。(なんだか鬼気迫るものがぁぁぁぁぁ)

> ◎シーラーは、無希釈ですよね。 でも、攪拌は必要ですか?必要無いですか?
>  一斗缶を、事前にグリグリ回す程度、
>  缶ごと攪拌(この表現がオカシイかな?)すればいいですか?

この類いのシーラーは粘度が低く,中身が分離するということもないので,1斗缶を逆さまにして
地面に付け,10回くらい激しく振れば十分です。

> ◎ウールローラは、毛足は13mmと20mmならベストはどっちですか?

フィラーと上塗は20mmをおすすめしますが,シーラーは微妙です。
20mmの方が含みが多い分,慣れないと壁に持ってゆく前にダラダラ流れ落ちます。
念の為13mmを用意した上で,20ミリでトライしてみてください。

> ◎一斗缶ですが、多分、上手く入れ物に注げないかなと?

缶を傾けて注ぐときに,口を上にすると,あまりこぼれません。
こんな感じに↓

一斗缶からの注ぎ方

 

> 缶切りで上を開けると
> シーラーが空気に触れて固まるまでの時間ってどのくらいですか?

上の写真の注ぎ方で,うまく注げると思いますので,空になるまで上を開けない方が良いです。
水性シーラーの場合,上を開けたまま半年経っても固まらないと思いますが,
蒸発して中身が変質してゆくでしょうから,なるべく日陰に置いて,
使わないときはビニールで密閉してください。
こんな感じに↓

 

密閉性は低いですが,ちょっとフタをしておくには便利な「缶キャップ」というものもあります。

これ↑の代用として,厚手の板を乗せておいても良いでしょう。

材料を広げるところにはブルーシートを敷いた上に,毛布か布シートを敷くことをおすすめします。
塗料がこぼれたとき,ブルーシートだけだと吸い込まないので靴底に付きます&毛布か布シート
だけだと,ハデめにこぼしたときに,染み込んで下まで通ってしまうことがあります。

ローラーを買いに行くついでに,フィラー塗るときのハケ↓も探してみてください。

フィラーはシーラーとか上塗塗料と違って,どろどろなので,硬めの刷毛の方が適しています。
上の刷毛は塗料店で購入,下の刷毛はホームセンターにてその半値近い150円で購入。
毛の硬さが微妙に違いますが,下の刷毛でも特に問題ないです。
この刷毛と同質の毛(豚毛)のメジ刷毛があるとベターです。

シーラーや上塗塗料を塗るための刷毛は,できれば,ホームセンターではなく,
本職相手の塗料店で買い求めてください。
「セメントスタッコに水性のトップコートを塗るのに適した刷毛をください」というように伝えて,
“プロの売れ筋のもの”を購入すれば,ほぼ妥当な刷毛が手に入るはずです。

土曜日にはしっかり乾燥状態になっていると思います。
無理せず,がんばってくださいね。

[026]2005.10.21(金)01:26


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