外壁塗装 横浜曽根塗装店

外壁塗装の工程  木造モルタル2階建住宅 外壁塗装 塗替え

[07]9/18 外壁塗装 下塗


●残っていた外壁のひびの補修を終え,下塗塗料の段取りをしているところです。
 10%の水を加えて,ドリルの先にプロペラが付いたような電動工具「撹拌機」で撹拌します。


外壁下塗塗料の段取り風景


 下塗塗料は「微弾性下塗材」とか「微弾性フィラー」とよばれるもので,塗料メーカー各社から
 「アンダーフィラー弾性エクセル/日本ペイント」,「水性ソフトサーフSG/エスケー化研」,
 などなど,同等品が多数発売されています。
 いくつかを使い較べた結果,なんかバサバサしてるな,とか,あれ?水っぽいなあ,というように
 結構違いがあります。
 ただ,実際の性能がどうなのか?密着性や耐水性や温度変化に対する挙動等,塗料メーカーでは
 計測してわかる差異を把握しているはずですが,何かトラブルが生じない限り,残念ながら
 施工業者である私には“手応え”でしか判断できません。

 この工事で採用した「ホルダーG2/関西ペイント」は他社同等品と比較すると粘りが強く,
 (その分 疲れるネタですが)この粘りがイイんじゃないかという気がして当店標準です。
 また,同社では「ホルダーG2」より後発の同規格品として「ホルダーZ」という廉価品があるのも
 選択理由の一つです。
 わざわざ廉価品を作る位だから「ホルダーG2」の方が良いのだろう,という単純な推理です。

 では,廉価品「ホルダーZ」を塗ったらトラブルになるか?といえば,ならないでしょう。
 であれば,たとえ数百円数千円でも工事原価を下げたい(あるいは利益を増やしたい)と考えるなら
 「ホルダーG2」でなく「ホルダーZ」を採用するのが妥当な判断かもしれません。

 しかしですね,端的に言って,塗装工事を行って建物に残るのは塗膜だけなわけです。
 しかも,塗料代が工事総額に占める割合は2割以下が普通ですから,数千円の差額で済むならば
 良さそうなものを使いたい,と私は思うのです。

 

●下塗材の色は,ほぼ「白」です。
 ハケで縁を塗ってからローラーで平面部を塗ってゆきます。


外壁下塗中

 


●ちなみに,道具ごと量ると15kg,これを持って足場の上を移動しながら ひたすら塗ります。
 (塗ってゆくにつれて塗料が減って軽くなっていきますけど)


塗料入りの道具の重さ

 


●北西の角,下塗塗料を塗り終えた状態です。
 瓦屋根は勾配がきつく,滑りにくい養生ビニールを使っているといってもズリズリ滑るので難儀しました。


最上部の外壁塗装下塗終了の状況

 


●ベランダ内,下塗塗料を塗り終えた状態です。


ベランダ内の外壁塗装下塗終了の状況

 


●2階部分はだいたい塗り終わり,3缶強の下塗塗料が空になりました。


3缶の下塗塗料が無くなりました

 


●次回は残りの下塗と,上塗の1回目です。

 


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