外壁塗装 横浜 神奈川曽根塗装店

「我が家のDIY塗装」のための非公開ページ 2


> 破風や鼻隠しのケレンで困っているのは、ケレン後に、表面を撫でると、物凄い汚れで、
> それを拭き取るのにウェスが可なり必要になりますが、いい加減にしていると、シーラーが薄汚れて来ます。
> 薄汚れても性能に違いはないのでしょうが、プロはどの様にしているのか、
> ケレン後の清掃と、シーラーの汚れの限界が知りたいところです。

ケレン後はダスター刷毛で払う程度です。
きちんとサンドペーパーやワイヤブラシがかけてあれば,無茶苦茶に汚いということは無いと思うのですが,
写真が無いので,どのように,どのくらい汚いのか当方には伝わってきません。

どうしても気になるようでしたら,かたく絞った雑巾で水拭きするのがよいでしょう。
が,そんなことをするペンキ屋は存在しないでしょうし,そこまでしなくとも塗装が剥がれることはないです。
ケレンを全くせずに済ませると剥がれやすいでしょうけど。
 



> 付近の塗装完成後の家を見ると、やはり艶有の乱反射が安っぽく見えます。
> でも、これはもう一回塗りを増やしても、あまり変わらないのではとも思います。
> その為、艶消しの方が楽なのではとも思いますが、、、
> 曽根さんだったら、どうされますか?
> 回数を増やして艶ありとするか、艶消しとするか?

「乱反射」とかかれている状態がいまいちよくわからないのですが,「安っぽい」と感じるかどうかは主観的な問題です。

当方では,新築下請けの短工期・低予算工事を除き,セメント系の破風板を艶消し仕上げにしたことは一度もありませんが,
もし,どうしても艶消しにしてほしい,というご依頼であれば,そのように仕上げます。
(下請け工事では安物の水性塗料,元請工事だったら弱2シリコンか弱2フッ素で。)

塗り回数が何回であろうが,塗るのに難儀するところがあろうが,目的を達するためなら止むを得ません。
 



> 破風の端っこは足場との関連で物凄く大変なのです。

写真が無いと正確な状況がわかりませんが,なんとなく想像は付きます。

私の場合,そのようなときは,やりにくいところの足場の部材を外して,やりやすいように組み変えてしまいます。
変えなければ使えないような足場では困るので,掛けるときに必ず立ち会って指示するのですが,
それでも,仕事が始まると,必ず,手直ししたくなるところが出てくるので,
足場の資材を少し余分に置いて行ってもらうようにしてます。

あまりにもやりにくいようだったら,連絡して修整しに来てもらうことをおすすめします。
無理して怪我してもつまらないですから。
 



> ガムテープを使う理由が判りません。
> (同じ幅なら、何で必要なのか、紙テープだけで済ませられないのか?

私の説明がヘタなのか,どうも伝わらないようなので,本日現場で撮った写真を載せます。
訳あって,左から右に塗っていますが,軒裏にガムテープを貼って,ハケ塗り(ダメコミ)してからローラーで塗っているところです。
塗料は,これから渡部さんも使用する「微弾性フィラー」です。
 

 


ダメコミ部分のアップです。
「微弾性フィラー」は今まで渡部さんが扱った塗料,例えば,錆止塗料や「パワーシリコンマイルド2」よりも,塗膜が厚めです。
その厚めの塗膜がテープと壁の境目に乗ります。
この乾燥後,(真面目にやれば)「微弾性フィラー」よりもゴムっぽい「ジョリパットフレッシュ」が2回乗ります。
その,合計3回塗った後に,テープを剥がすわけです。
 

 


「ジョリパットフレッシュ」に関する当方のブログ記事はもうご覧になったでしょうか?
そこにも掲載していますが,「ジョリパットフレッシュ」の乾燥塗膜はこんなに強いのです↓
 

 

この塗膜が壁との境目に張った紙テープの上に乗っているとして,剥がすときに当然千切れる,と思えませんか???
紙テープより塗膜の方が厚くて丈夫なのですよ?(←隅々まで真面目にしっかり本当に本気で3回塗れば)

ガムテープは不要だろう,と思うなら,紙テープだけでやるとどうなるか,百聞は一見にしかず,ぜひとも,試しにやってみてください。
 



> 処で当方の塗りの技術では24oでは狭すぎます。
> 現在30oを使っていますが、
> 当方は50o位のものがあれば良いのにと思っているのですが、、、

30mmよりも,24mmのテープ方が真っ直ぐに貼りやすいのです。
場合により,もっと巾が欲しいときには,30mmを使い,さらに巾が欲しい場合は,その外側にもう1本,少し重ねて30mmを貼ります。
もっと巾が欲しい時にはマスカーを使います。

50mmの紙テープは見たことがないですが,ガムテープならあります。
50mmのガムテープよりはマスカーの方が安いかもしれないので,調べてみてください。

 


[ 2012.11.20 03:03 ]

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