昭和29年に東京都大田区で創業，平成３年に神奈川県横浜市港北区（東急東横線の日吉）に移転しました。
　東京都南部，横浜市北部，川崎市で，主に戸建住宅の塗替え工事を行っています。

【昭和３９年頃，東京都大田区田園調布時代の曽根塗装店／左が父，右が私です】

　平成１１年に他界した創業者である私の父は，大正生まれ，浅草育ちのガンコ親父で，
　『頭を下げれば足元を見られる。営業は一切しない。』という方針で４５年間やってきました。
　そして，“他社には頼めなくする”心構えで一軒一軒の仕事をしております。
　（施工後，施主様から「ほかのペンキ屋に頼んでもこんなにきちんとはやってくれないだろう」
　と思っていただけるように という意味です）。
　つまり，「きちんとやっていれば仕事は自然に来る」という“待ち”の体勢だったわけです。
　しかし，塗装業界もすっかり様変わりして，テレビＣＭ，歩合給で走り回るセールスマン， 大量のチラシ，
　等々，現代的な“攻め”の業者が大活躍する時代になっています。
　当店はごく小さな塗装屋ですから，セールスマンはいませんし，おいしいチラシを作る能力もありませんが，
　現場で培った知識と経験があります。
　これをインターネット上で公開することが，ちょっとは“攻め”になるかな？ という気持ちで
　１９９９年，このＨＰを開設しました。

　まともな塗装職人なら誰しも，こうした方が良い，こうしないとダメだ，という知識を持っており，
　それは，単なるセールスマンや激安の文字が踊るチラシからは決して得ることのできないものです。

　“塗装工事”は，クルマや家電製品など“完成品の購入”とは全く違います。
　現場での職人ひとりひとりの手作業の積み重ねによって完成してゆくものですから，
　最終的には職人の良し悪しが，仕上がりの良否を大きく左右します。
　塗替え工事の見積を業者に依頼した場合，どのような“やり方”をするのかということは，
　事実上，業者任せになってしまうのが普通です。
　仮に，３社から見積をとれば，おそらくは３通りのやり方があり，価格にも少なからぬ開きがあるでしょう。
　どのような手順で，どういう塗料を，何回塗るのか，というような“やり方”が異なれば，
　工事にかかる日数や金額も当然違ってくるわけです。

　価格には，必ず理由があります。単純に高いか安いかの比較をしても意味がありません。
　“適切な工事内容”で，“妥当な価格”の見積もりを出している業者を見抜くのは至難の技だと思いますが，
　多少なりともこのホームページを参考にしていただければ幸いです。

　工事中にトラブルになったり，工事が終わってから後悔したりしないようにするためには，
　施主様御自身がある程度の知識をもつことが大切だと思います。

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